どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

“禁煙”決断から“冠動脈狭窄狭心症”まで/     うすきみのわるい胸苦しさ

-No.0184-
★2014年03月24日(月曜日)
★《3.11》フクシマから → 1110日
★オリンピック東京まで → 2314日




◆わけもなく“禁煙”にセイコーしてしまったワケ…

 そもそもの始まりは、2007(平成19)年、夏7月のことだった。
 ある日、ぼくは「禁煙する」ときめた。
 自慢じゃないが、意志はつよくないボクだった。
 (タバコをやめるときには、これまでにナイような手だててやってみせよう、それを本に書いてやるのダ)
 …などと不謹慎にも考えていたボクが、そんなことケロッと忘れたように“禁煙”を思いたち、いともあっさりと成し遂げてしまったのには、ボク自信が驚いたくらいだった。
 体調というより、気分がすぐれなかったわけで、それも、これまでに経験のないような、薄気味のわるいものだった。
 吐き気がするのに吐けない、いやらしい悪寒がつづいていた……。

 近所の「かかりつけ医」の先生に、症状と“禁煙”を報告。
「タバコをやめたら、太らないように」
 気をつけたつもりだけれど、すぐに5キロほど体重が増えた。
「歩くようにするといいです、1万歩くらい」
 家から駅までの往復が、ちょうどそれくらいだと言われた。

 歩き始めたら、愕然とするほど体力が落ちているのに気がついた。
 1万歩なんて、とんでもない。すぐ、息があがる。ゆるい坂でも足が重い。
 その話をしたら、先生がちょと顔を顰めた。
「どっちが先ですか、足? 胸(心臓)?」
 訊かれたって、自身よくわからん。

 前から、胸部レントゲンに白い影「ここ石灰化、動脈硬化ですね」と指摘されていた。
「いっぺん、詳しく調べておきましょうか」
 ……といわれて、ぼくもナットクした。

 北里大学病院に紹介され、血液・血圧・運動負荷テスト・超音波(エコー)検査など、ひととおりやってみての診断が、
「心臓カテーテル検査をしてみましょう、念のため」
 相談ではなく、承諾を求められていた。
「なんでもなければ、2泊3日ですみますから」
 ぼくもそのつもりで、「検査入院」に同意したのだったが……。

◆ボクの心臓に金網の風船が入った日

 一部始終を以下に記す。2008年8月のことだった。

6月25日(水)
 10:30  北里大学病院、循環内科に検査入院。
 18:00~ 手術の説明(妻同席)。

6月26日(木)
 カテーテル検査(午後の1例目、午前中に4例があった)
 〇始まり14:30~終了15:00(実質約20分)
 *右腕から血管に管を挿入(内視鏡みたいなもの)、診察のため造影材を注入したとき指先まで熱くなって、ちょっと不安。が、ほかには、さしたることもなかった。
 *麻酔は局部だから、施術進行の様子は患者にもわかるが、担当医からはとくにコメントなし。
 *術後の圧迫止血が痛み、左手点滴のため身動きならず、とても安静にしていられない。朝までほとんど眠れず。この痛みは後までのこり、手術そのものよりもこたえた(この辺のことはその後どんどん改善が進んでいるようだ)。

6月27日(金)
 検査の結果、左冠動脈に1カ所、動脈硬化による狭窄あり。「まだ軽いようだが治療しておきましょう」ということになる。
 *そういう事情になっても、ボク自身さほどガッカリはしなかった。たぶん“禁煙”からこっちのアレコレから察して、半ば覚悟ができていた気もする。

 手術は30日(月)の午後1例目に決まる。
 *2泊3日の予定が7泊8日に延びた。

6月28日(土)
 安静、休養。読書。
 *夜10時30分すぎ、看護師2人が急に来て「(心臓)だいじょうぶですか?」という。ナースセンターの心電図から波形が消えた」と。もちろんなんでもなく、無事。
6月29日(日)
 安静、休養。読書。

6月30日(月)
 手術(14:00~15:00)。
 *治療箇所は結局2カ所に増え、計3本のステント(極小の金属網状の風船みたいなもの、これによって血管の狭窄部を広げる)を留置。
 *管の挿入は右脚、鼠けい部からだった。

7月1日(火)
 安静。
 *午後鼠けい部のシーサー(止血装置)抜去。
 *若い医師が止血確認のため約30分間、手で抑えてくれていた(この辺もいまは状況がずっと良くなっているらしい)。
7月2日(水)
 退院。
 *「どんどん歩くようにしてください」といわれる。
 *なお念のため「半年後にもう一度カテーテル検査」を告げられる。なんといっても〈心臓に異物が置いてかれた〉ワケだから…と、これはボクの解釈、医者はけっしてそんなこと言わない。

*(写真)は、担当医にお願いしてもらってきたボクの心臓血管(心筋)狭窄個所のひとつ。丸印の部分が…情けなく愛おしいまでに細く縊れている*