どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

前門の“南海トラフ地震”後門の“地球温暖化”/   原発なんてヤッテられない“災害列島”日本

-No.0182-
★2014年03月22日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1108日
★オリンピック東京まで → 2316日



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*大相撲春場所12日目の20日、ブルガリア出身のイケメン元大関琴欧州関が引退した。長身で手足の長い大きな相撲が魅力だったが、足腰のしぶとさが生命の相撲にはいまひとつ馴染みきれなかったことが惜しまれる。この人もやっぱり怪我に泣いた。すでに日本国籍を取得、親方として後進の指導にあたるこれからは、もういちどあの笑顔をたっぷり見せてほしい*

南海トラフ地震で予測される厖大な瓦礫

 その最大量《3.11》の約11倍、3億4900万トン。
 既存の施設では、処理を終えるまでに最大20年程度かかる。
 人口・産業の集まる東海地方を中心に被災し、火災の影響が大きかった場合を想定したときの、環境省の推計(2月28日発表)である。
 この数字には、津波で運ばれる土砂も含まれる。

 もうひとつ、案じられる首都直下地震では、最大1億1000万トンの瓦礫量。
 処理にかかる時間は最大6年半という。
 《3.11》では、処理の手がまわらない福島県を別にして、約3年かかった。

 (ちなみに、これまで内閣府が推計していた南海トラフ地震被害の予測数値は…)
 瓦礫が約2億5000万トン、堆積物が約2800万トン、であった。

 この恐るべき数字、《3.11》後の被災地風景を思いおこし、そこに上書きシュミレーションしてみると…すべての瓦礫を沿岸に積み上げたらそのまま、向うに海の見えない不気味な防波堤のようになる、に違いない。

 ……それより、なにより、忘れてはいけない……
 遠州灘御前崎浜に立地する中部電力浜岡原発に大事があったらどうなるか。
 偏西風の風下には首都圏域があり、影響度の深刻さは“フクシマ”の比ではなく、どれほど想像をたくましくしても、なお想像を絶するに相違ない。 

◆温暖化でニッポンは3倍の洪水被害に見舞われる

 いっぽう、その前日の17日にはおなじ環境省の別の研究チームから、地球温暖化の影響による将来わが国の被害予測が発表された。主なところを挙げてみると…

  〇年平均気温は(20世紀末比)3.5~6.4度上昇
  〇今世紀末の洪水被害額、最大で約6800億円(20世紀末の3倍以上)
  〇海岸の砂浜は85%が消失
  〇今世紀半ばには、暑さが原因で死亡する人が2倍以上に増加
  〇亜熱帯果樹が首都圏で栽培できるようになる

 こうした数値予測にいちばん敏感なのは、ざんねんながら政府“原子むら”筋で、「だから温室効果ガス排出量の少ない原発推進を」の声を大にしてくるのが、いつもの手だ。
 原発建設時にかかる、多量の温室効果ガス排出については、いっさい黙~ったままでダ。
 
 だいじなのは逆に、だかろこそ「再生可能エネルギーの活用推進」に軸足を移して、“わがふるさとの星”地球にこれ以上の負担をかけない、決意をかたくすること。そのために人それぞれが、自分にできることから心がけていくこと。

 ……ましてや、この“災害列島”ニッポンにあっては、けっして“原発の悪魔力”などに魅入られてはならない。