どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

津波詳細地図と津波前後の航空写真集/      《3.11》巡礼、旅の友

-No.0180-
★2014年03月20日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 1106日
★オリンピック東京まで → 2318日




◆《3.11》巡礼にボクが携えて行く本

 ネット通販で、また1冊、《3.11》関連で買った本がふえた。
東日本大震災津波詳細地図』(原口強・岩松暉著、古今書院
 これは、青森県下北半島尻屋崎から千葉県房総半島館山市布良漁港まで、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を背景に《3.11》津波の浸水範囲を克明に染めだしたものである。

 とうぜんのことながら、みごとなまでに忠実に、リアス部では津々浦々を、平坦部では広く絨毯状に、沿岸をほとんど隙なく洗い浚っていった大津波の記録である。
 浸水をまぬがれたのは断崖地だけ…といっても過言ではない
 あらためて驚かされたのは、北上川阿武隈川ばかりでなく、“坂東太郎”利根川のかなり上流までも浸水域が及んでいた事実だった。

 ぼくはこの地図を、4月3日から出かける9回目の《3.11》巡礼に携えて行く。
 行く先々でひもとき、現地のいまとを、とっくり見くらべてこよう。
 以前、2012年の夏からは、
津波被災前・後の記録-宮城・岩手・福島 航空写真集-』(河北新報出版センター刊)
 を持ち歩いていた。

 人の感性には、思い込みが避けられない。
 理性より、情感がさきにたつこともある。
 それはそれでいいのだ、けれども、無言の“岡目八目”が身近にあるのは心づよい。
 地図、そして航空写真…。

 《3.11》関連の書籍や写真集を、集める気はないぼくだったが。
 映像記録の保存も、気になるものだけにしてきたのだが。
 (やっぱり……)
 これらには、ネットにとびかうナマすぎる情報にはない、シンと沁み入るものがある。
 なかでも地図、航空写真がいちばん、そこにボクの想いを重ねあわせて観るには都合がよかったから。ぼくには手放せない。

*(写真)は、『東日本大震災津波詳細地図』と『津波被災前・後の記録』。どちらも開いているページは岩手県釜石市鵜住居あたり。航空写真集の方は、すでに覚えの付箋でいっぱいだ。