どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

消費税が8%になって1円玉が復活/       邪魔もの扱いされてたアルミ硬貨の名誉回復

-No.0167-
★2014年03月07日(金曜日)
★《3.11》フクシマから → 1093日
★オリンピック東京まで → 2331日

 フランス“ヌーベルバーグ”の映画監督、アラン・レネさんが亡くなった(91歳)。
 代表作はドイツのアウシュヴィッツ収容所を描いた『夜と霧』(1955)とされるが、ぼくは様式美を追求した不条理劇『去年マリエンバードで』(1961)が好きだった。
 この作品は黒澤明監督『羅生門』(1950)の影響を受けたとされるもの(下敷きはいうまでもない芥川龍之介の『藪の中』)で、しかし、フランス流に解釈されるとこうなるのか…文化の違いに興味が深かった。
 主演女優デルフィーヌ・セイリグの美貌と、劇中で効果的に使われる〈後手がかならず勝つ〉マッチ棒ゲームに魅せられた。
 あの頃はムズカシイ映画の最盛期で、ぼくなども正直ワカラナイことが多々あった。頭を抱えたこともあるし、自分とはチガウ人たちの世界かと疑ったこともあった。
 そうして「やっぱり映画は娯楽、楽しめなくちゃ、それと記録だな、究極の映像美だ」と思い極めた覚えがある。その思いはいまもかわらない。

◆フッカツの…嗚呼「1円玉」

 消費税の8%にアップまで、あとひと月をきった。
 駆け込みのまとめ買いに走る人あり、この機に乗じて売り込む者もあれば、もう手いっぱいだから注文しないでほしいと悲鳴をあげる業界もある。
 にぎやかなこと、ではある。

 ところで、8%という税率のおかげで“名誉回復”することになるのが、1円玉。
 1955(昭和30)年、50円玉と一緒に世に出た1円玉は、50円硬貨の着実な成長ぶりに較べると、額面より実質は高価といわれながら、アルミニューム製の実際の重さも値うちの評価も軽くて、浮き沈みが激しかった。

 まず人気いまいちで、1968(昭和43)年に1年間の製造中止があり。
 消費税が3%から5%になった1997(平成9)年にも製造がガタ減り。
 2011(平成23)年から2013(平成25)年にかけては電子マネーの登場でまた需要が減って…。

 この間、世の中には「1円玉は要らないんじゃないか」という声まであった。
 道に落ちていても拾う人がない、とは情けないかぎりで、ぼくにも覚えがある。
 両手が荷物でふさがっているときに、(こういうときにかぎって間のわるいことに)1円玉を駅通路の壁際に見つけてしまい…しょうじき荷物を下ろしてまで拾う気にはなれず、そのままに棄て置いて歩み去った。それだけのことが、あとあとイヤな気分をひきずったのを、忘れられない。

 でも、よかったじゃないか、また日の目が見られてサ。
 2014(平成26)年の製造枚数は、一挙に1億6千万枚だってヨ。

 ボクん家では、熱心に買い溜めしたのは、夫婦そろって好きな酒くらい。
 あと、そろそろやらなくちゃ…と思っていた家の外まわりの塗り替えを、3月いっぱいの工期でお願いしてありま~す。