どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

東京の島の高校に“ホームステイ”進学/      むかしは信州に“学生村”があった

-No.0159-
★2014年02月27日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 1085日
★オリンピック東京まで → 2339日

◆大都会を捨てよ、島に渡ろう

 伊豆七島(東京都の島嶼部)6町村の都立高校で、都区内・多摩地区からのホームステイ生徒募集(獲得作戦)が始まるという。

 その都立高校とは、大島・新島・神津・三宅・八丈・小笠原の6校。
 これらの高校では、これまでは、一家転住か親族が島在住か、の条件でしか島外からの生徒の進学を認めていなかったそうだ。
 そのいっぽうで各高校の定員割れは深刻で、募集人員の半数しか入学者がいない状態がつづいている。

 ならば島外からの生徒にも門戸を開いて、「たがいに切磋琢磨できる環境を目指そう」ということになった。これまでにも、年に数件の進学希望はあったのだという。
 (いいネ、こういうことはドシドシやるべし)

 やるなら(学生寮は無理だから)ホームステイだ。
 まず手はじめに大島町が2015年度からの募集開始を目指し、受け入れ先世帯への補助制度も独自に行う方針という。他の5校も順次募集を始める予定。
 大海原の潮風に心身を磨く…ステキじゃないか。

◆むかし信州に“学生村”というのがあった

 ボクには、高校2年生のひと夏をこの“学生村”ですごした懐かしい想い出がある。
 暑い都会をのがれて受験勉強に没頭する…という建て前はアヤシイものだったけれども、親元を離れての生活体験は後々おおいに役立った。

 “学生村”は、夏涼しい信州の高原、大きな農家が副業と奉仕を兼ねて開いた学生民宿である。
 安い(たしか1泊3000円くらいだったと思う)費用で3食付き、個室というわけにはいかなかったが、広いスペースに机とスタンドが用意されていた。

 大学生や大学院生もいて、受験勉強の高校生には刺激的な匂いでもあった。
 食事は広間に集って食べる。裸電球に蛾が舞い集い、食卓にポトリと落ちる。それをコトもなげに捻り潰す、逞しく太やかなおカアさんの指先にボクらは息を呑む。
 カエル、ヘビ、セミ、アゲハなどと友だちになり、村祭りに招かれて振る舞い酒にも酔った。

 ふだんは農家の五右衛門風呂だったが、何回かは割引券をもらって温泉入浴もたのしめた。
 ボクら友だち3人で出かけた青木村上田市西郊、松本市との間にある)の“学生村”には、「子宝の湯」と呼ばれる湯治の田沢温泉があり、それも魅力だったりしたのだから、つまり(どこか遠くへ)旅をしたかったわけだけれど、それでもいい…とボクは思う。旅は人を育てる。

 村の娘さんに淡い恋心をかきたてられもしたっけな…。
(1960年頃から始まった信州“学生村”は、それから15~20年でなくなったようだ)