どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

日本選手団に「つめたい」ソチの風

-No.0143-
★2014年02月11日(火曜日・建国記念の日
★《3.11》フクシマから → 1069日
★オリンピック東京まで → 2355日

 「建国記念の日」。
 あらためて口にすると、なにやら黴臭い、考古学教室の古い発掘調査資料保管庫の、最下段の抽斗が躊躇いがちに少し引き出されかかっており、その微かな斜光、薄暗がりの中から、きな臭いようなにおいも漏れてくる…そんな気配だ。

 ソチ冬期オリンピック。
 日本選手団に呼び水がない、風の流れにのれない。
 沈滞ムードに嵌りかけている。

 これは、開会前に「いまひとつ燃えない」といった、ぼくの印象そのままの展開だ。
 「カタチは揃ったが、いまひとつ脂がのっていない」

 象徴的なのが、フィギュア・スケート。
 団体という種目が新たに加わった。明らかにメダル増が目的の、開催国ロシアの思惑どおり、ペアとアイスダンスが手薄の日本は5位に沈んでメダルならず…は、まぁいい。
 マイッタのは、ロシアが女子シングルに活きのいい成長株の若手をぶつけ、素晴らしい演技で会場のふんいきを一気に席捲、日本のエース浅田真央をビビらせてしまったこと。
 この異様なムードを回避するため、真央はいったんソチを離れたが、態勢を立て直せるかどうか。

 スピード・スケートの男子500メートル。
 日本期待の“ダブル・エース”加藤条治長島圭一郎はともにメダルならず、男子5000メートルにつづいてオランダが表彰台を独占。
 メダル云々より、負け方がよくなかった。ダブル・エースの二人揃ってゴール目前で失速、スタミナ不足か粘りに欠けて…結果とにかく流れは絶たれた。

 男子ノーマルヒル葛西紀明(41)のジャンプも、迫力に乏しく精彩がなかった。
 日本選手団のキャプテンとして「はずみをつけたい」、ベテランの気もちは空まわり。
 ニッポンの突破口、いよいよあとは女子ジャンプの「(高梨)沙羅ちゃん」頼み…か。
 酷なめぐりあわせになってきた。