どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

「さんてつ(三陸鉄道)」全線復旧…桜咲く…/   第三セクターの心意気と快挙を祝福

-No.0129-
★2014年01月28日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1055日
★オリンピック東京まで → 2369日

◆早かった、思ったよりも…

 《3.11》大津波で散々なめに遭った岩手県第三セクター三陸鉄道」が、ほぼ丸3年のブランクを経て克服、この4月初旬に全線復旧の見通しになった。

 盛-釜石36.6kmの「南リアス線」は、のこった不通区間の吉浜-釜石15kmが開通。4月5日に全線運行再開。
 宮古-久慈71kmの「北リアス線」では、難関だった小本-田野畑10.5kmが開通。一日遅れの4月6日に全線の運行が再開される。

 ぼくは、どちらの現場も昨年夏に、その進捗ぶりを見てきている。
 1年後の2012年夏あたりまでは、まだ覚束ない印象だった復旧工事が、2年後までの1年間に見違えるほど足どり確かになっていて、これには大いに驚いたけれど…。
 それでも、ここまで早い全線復旧は予想できなかった。

 関係者の弛むことない努力に敬意を表したい。
 季節もよし、「桜咲く」、まずはめでたい。

 そのいっぽうで、ぼくは(JRの方はどうした…)と、思わないわけにいかない。
 つづく線路の長さ、規模が違う事情は考慮するとしても、「さんてつ」の地域密着度にくらべ、輸送効率や採算重視の姿勢が目に付き、地域庶民の足とはほど遠い。

 もうひとつ、《3.11》後に、復興寄附金何億円だったかの申し出を声高にぶちあげたソフトバンクの社長さん、あのお金はどこにどう役立てられたのだろう。
 ぼくはあのとき、「どうせなら全額を三陸鉄道復旧につぎ込んでほしかった」といったことを、いま思いだして、噛みしめている。