どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

エチゼンクラゲが緑を救う

-No.0096-
★2013年12月26日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 1022日
★オリンピック東京まで → 2402日



*24日から26日まで2泊3日の年末休養をいただき、観音崎に行ってくる。これはその間の先払い投稿…とでもいうのだろうか…の三日目*

 エチゼンクラゲが、日本海の漁業に手酷い被害をもたらしたとき、はっきり顔をしかめた人と、ちょっと憂い顔を曇らせた人と、どれくらいの割合だったのだろう。

 ぼくが思うに、20世紀末の頃までは「くらげ骨なし」の伝で、けったいなもの、厄介もの、少なくとも好かれる存在ではなかった。はっきりいって、気味悪がられた。

 ボクはといえば、うす気味わるくはあっても「水母」あるいは「海月」の語感に魅かれて、興味津々の変わり者であった。
 湘南の海での海水浴シーズンも終わり近くなれば“電気くらげ”騒ぎがつきもので、自分が刺されたくはなかったが、正体を知りたい欲望も捨てられずに、救急テントへ覗き見に行ったりしたものだ。

 そのうちに水族館の企画展示などもあって、徐々にクラゲ・ファンはふえていき、そこには多分に不確実性の時代の、不安に翳った世相の影響もあったと思うのだが…。

 ともあれ、ここでの主役はエチゼンクラゲ。
 脱塩、乾燥、粉砕したクラゲチップが、荒れた溶岩土壌の植林に役立っているという。
 とても吸水性が高いうえに、窒素分を多く含んで土壌改良にもよい。
 
 桜島(鹿児島県)での試験植林の結果をふまえ、いまインドネシアのバリ島で活躍中。過剰伐採などで危機に瀕する島の緑の再生に貢献している…というハナシになれば、まんざら棄てたものではない。

 それに、考えてみればクラゲは吾らが食用にもなっている。
 中華料理の“前菜”盛り合わせには定番の珍味、うろ覚えながら、あれもたしかエチゼンクラゲだったかと…。
 あらためて調べてみると、食用クラゲには6種類があるそうで、それぞれに食感も違い、したがって値にも違いがあるというのだが、ざんねんながらボクもそこまでは知らない。
 ただ、エチゼンクラゲが食用6種類のうちに含まれていること、これは間違いなかった。