どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

尾瀬ケ原の自然…東電まかせの環境とは

★2013年12月01日日曜日
★《3.11》フクシマから →  997日
★オリンピック東京まで → 2427日



*きのうの土曜日は、“紅葉狩り”シーズンの人出でにぎわう鎌倉へ、被災地支援の手作り品販売をつづける「まごころ*花」プロジェクト仲間、Sさんの活動ぶりを訪ねてきた。底冷えのするコンクリート建物、エントランスでの売り子はきびしい。それをはねのける若さ…に脱帽の爺っちゃ・婆っちゃコンビは、せめてもの差し入れをして励ますくらいしか力になれない*

*この日の鎌倉行きには、もうひとつ目的があった。近ごろ、親しい間柄の2軒からあいついで家族に病いの知らせがあり、ぼくたち自身にもまた、この夏被災地巡礼の疲労からまだ回復しきれずにいる身を顧みたい気分があったから、二階堂覚園寺のお薬師さんへ。お参りと、お守りをいただきに。紅葉の境内には天園ハイクの人たちがたくさん訪れていた。ここのお薬師さんのありがたみは、昨年カミさんの心臓手術の折に知った。授与される御守札は取り替えることなしに、「いつも肌身はなさずに着けておいてください」という心優しい気づかいが、なによりうれしいのだった*

 “フクシマ原発3号機で核燃料棒搬出に懸命な、東電にからむ環境の話題で…。
 ぼくには、ちょっと気になることがひとつ。

 国立公園“尾瀬ヶ原”を歩く人たちには、よく知られた「東電小屋」。この小屋を含む尾瀬ケ原湿原の群馬県側、約1万6000ヘクタール(国立公園面積のほぼ4割)を所有する東電が、保有継続の方針という。

 つまり、いま進められている再建計画で、検討されていた尾瀬保有地を「売却資産に含めない」ことにした。小屋の運営や湿地の維持管理費を削減することでのりきっていく。

 これを受けて地元の群馬県では、「懸念された湿地の荒廃が防げ、自然が守られる」ことを歓迎しているという。

 そこ……なのだ、ひっかかるのは。
 自然保護に、企業からの寄付をあてにすることが、ずっと(あたりまえのこと)のように思われてきた。その(アテにする)体質を、もういいかげんに改めるときではないのか。

 「維持には金がかかる」から「金の出どころをアテにする」のではなく、「なぜ金をかけなければできないのか」を考え直してみる必要があるだろう、と思う。
 自然保護に熱心な人たちが、成長のためには破壊も辞さない経済戦略の虜になっていてイイのだろうか。

 もういちど、鎌田實さんに…。
 こういう場合の「別解力」見つけに、なにかいいヒントでも貰えませんか。

 そこで明日は、鎌田實さんの本『〇に近い△を生きる』について。

*写真は、「お薬師さん」のお寺(鎌倉・二階堂)覚園寺の紅葉*