どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

読書好きが読書に悩むとき

★2013年11月25日(月曜日)
★《3.11》フクシマから →  991日
★オリンピック東京まで → 2433日

『空白の五マイル』(集英社文庫)を読んだ。
 副題が「チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」。
 著者の角幡唯介さんは冒険作家だ。早稲田大学探検部OB。
 “冒険”の“作家”というだけで、どきどきするほどカッコいい…と思うのはボクだけではあるまい。
 この本は、開高健ノンフィクション賞をはじめ数々の受賞にかがやいてもいる。

 文章力もさすがで、ひきこんで読ませる才がある。
 (もう、あとのこされているのは深海と宇宙くらい)といわれるこの地球上に、まだ未発見・未踏査の地が存在したこと、それ自体が驚きに充ちた内容もよかった。

 けれども、どうしてだろう…。
 ぼくは、途中で読むのをやめてしまった。
 飽きたのではない、べつに障りがあったわでもない、のだが。
 (もぅいいな)と思ったら、さきに進めなくなったフシがある。

 ぼくは、本を読むのが好き。
 だから、いろんな本に出逢う。
 なかには不幸な出逢いに終わる本も、少なくない。
 買っただけで、一度も開くことなく、別れることになった本。
 途中までで、飽きてしまった本。
 我慢して読もうと、努力したあげくに、ついにギブアップした本。
 などなど…。

 しかし、この本の場合には、これまでのどんな本にまつわる事情とも違っていた。
 例がなく、説明のしようもなく、自分でもよくわからない。
 首を傾げて頭をボリボリ、しかない。
 つまるところ、ひょっとすると…。
 (ぼくに、なにか、気づかないだけの、原因があるのかも知れない)

 しかも、そのことにショックを受けているボクがいる、のも困惑だった。
 そのせいだろうと思うのだが、ふだんは考えられない、ボクはいま便秘気味なのである。